ブログ 投稿日:2021.08.24 更新日: 2021.09.07

大自然を満喫!ジオパークの魅力とおすすめのガイド付きツアー3選

日本には、何千年、何万年という年月をかけて大地が育んだ絶景スポットがいくつもあり、多くの人々が国内外から観光に訪れています。

日本が世界に誇る自然を楽しみたい人にうってつけなのが「ジオパーク」です。

ジオパークでは、その地域の生態系や、自然と共生してきた人々の暮らしや歴史、食べ物などあらゆる角度から自然を満喫できます。

ジオパークには、旅をもっと楽しくするためのサポートをする専属のガイドがいるところも多いです。

ガイドと一緒にジオパークを巡ることで、普段は近づけない秘境を巡ったり、自然の魅力や自身では知ることのできない豆知識を覚えたりなど、その土地ならではの文化を存分に味わえます。

今回はそんなジオパークの魅力やおすすめのガイド付きジオパークを紹介します。

ジオパークとは

ジオパークとは、「地球・大地」という意味を表す『ジオ(Geo)』と、公園『パーク(Park)』を組み合わせた言葉で、大地と人の関わりを楽しめる場所です。

日本国内のジオパークは現在43箇所あり、そのうち9つの地域がUNESCOによる世界ジオパーク認定を受けています。

ジオパークの目的は、自然の景観を楽しんでもらうだけでなく、観光を通して多くの人に自然と人のつながりを感じてもらい、世界中の美しい自然を未来の世代へと継承していくことです。

他の観光地では味わえない、ジオパークならではの魅力をご紹介します。

ダイナミックな自然を体験できる

ジオパークとして認定されるには、その地形・地質が科学的にみて特別に重要で、美しい地質遺産を複数含んでいる必要があります。

そのため、各地域のジオパークは2つとない独特な地形の絶景スポットを持っており、手付かずの雄大な自然を眺めることができるのです。

さらに、ジオパークでは人と自然の五感を通じた触れ合いを大事にしています。

目で景色を見るだけではなく、鳥の声に耳をすませたり、土や石を触って感触の違いを楽しんだりと、全身で大地のすばらしさを実感できます。

地域の文化や歴史を楽しみながら学べる

ジオパークは、地形や地質、そしてそれらと深い関わりをもつ人々の暮らしや歴史、食べ物全てを遺産として学び、楽しむことができる場所です。

たとえば、ただレストランに入ってご飯を食べるよりも、実際にその食材の生産者の方から話を聞いたり加工過程を見学することで、料理を味わい深く感じたりすると思います。

このように、ジオパークを訪れ、土地の生い立ちや地域の慣習・食文化などを体験的に学ぶことで、自然や文化をより深く好きになることができるのです。

ガイドとともに学びあるジオパーク体験も可能

国内のジオパークには、認定ガイドによるジオツアーをおこなっているところも多くあります。

その地域の魅力を知り尽くしているガイドだからこそ、より有意義なジオパークの楽しみ方を案内してくれます。

ガイド付きだからこそ入れる場所も

ジオパークガイドと一緒の場合、通常は立ち入り禁止のエリアに入り地球の秘境を探索できる場所もあります。

ほかにも、地元特産品ができる様子をガイドと見学したり、地形の成り立ちについての詳しい解説を聞くこともできます。

ガイド付きのジオパークツアーに申し込むことで、これまで気づかなかった自然の新たな魅力を発見できるでしょう。

おすすめのガイド付きジオパーク3選

せっかくジオパークを楽しむならガイドさんと一緒にさらにディープな魅力を知りたいところ。

ガイド付きのジオパークを3箇所紹介します。

三陸ジオパーク

北山崎ジオパーク

三陸ジオパークは、青森県八戸市から岩手県沿岸部、そして宮城県気仙沼市までにいたるジオパークです。

その海岸線の長さはなんと約300kmにもわたり、日本一大きなジオパークとなっています。

三陸ジオパークの見どころは、なんといっても悠久の時間が生み出した自然の絶景の数々。

青い地底湖で知られる「龍泉洞」をはじめ、断崖絶壁の「北山崎」や、『極楽浄土』の語源にもなった「浄土ヶ浜」など、壮大な時の流れを感じさせる多くのスポット出会うことができます。

また、岩手県の海沿いにある田野畑村は日本を代表する白亜紀化石の産地でもあり、ここでは1億年以上も前の地層や自然現象について、ガイドから詳しい解説が聞けるツアーもあります。

今までなんとなく眺めていた風景も、その莫大な時間の中での成り立ちを知ることで、何倍も魅力的なものに見えてくるはずです。

道の駅で食も満喫

思惟の風外観

三陸のダイナミックな自然を楽しんだ後は、道の駅でひと休みしてみてはいかがでしょうか。

三陸にはさまざまな道の駅がありますが、2021年にオープンした道の駅たのはた「思惟の風」では、三陸地域の特産品を使った料理が楽しめる食堂があり、食を通じて三陸の魅力を再発見することができます。

物販・産直コーナーでは田野畑の海、山の幸を豊富に取り扱っており、お土産探しにもぴったりです。

ジオパークで壮大な自然を満喫した後に食べる地元の特産品は、特別美味しく感じられること間違いなしです。

伊豆半島ジオパーク

伊豆半島は、日本にたった9箇所しかない「世界ジオパーク」の認定を受けた地域の1つで、海と山それぞれに魅力的な観光スポットがたくさんあります。

その中でもおすすめなのが、東伊豆エリアにある「城ヶ崎海岸」。今から4000年ほど前、大室山が噴火した際に、海へ流れ出た溶岩が冷えて固まったことでできた海岸です。

一番の見所は「門脇吊橋(かどわきつりばし)」という48m×28mの吊橋で、荒波の真上を橋で渡るというスリル満点な体験ができます。

伊豆半島では地元のジオガイド協会によるさまざまジオツアーが開催されていますので、お気に入りのコースがあったら参加してみるのもおすすめです。

南紀熊野ジオパーク

南紀熊野ジオパークは、本州の最南端に位置する紀伊半島の南部にあり、和歌山県と奈良県の一部の市町村が範囲となっています。

この地域の特徴は、プレートの沈み込みによって生まれた3種類の大地、そしてそれらが織りなす独特の景観を楽しめるところです。

また、温暖湿潤な気候により、多様な植物の群生を見物できるのも魅力の一つです。

南紀熊野ジオパーク内のジオサイトの一つである「白浜町」では、サイクリングで海辺の絶景を巡ることもできます。

「白良浜」は、粒子が細かく真っ白な砂が特徴的な浜と、青く透き通るコバルトブルーの海のコントラストがなんとも美しいビーチスポットです。

「日本の快水浴場百選」にも選ばれており、毎年多くの観光客で賑わっています。

旅の終わりには、サイクリングで疲れた足を「御船足湯」で癒してあげましょう。

白浜のシンボルでもある「円月島」を眺めながら浸かる足湯は、まさに至福のひと時。

日の入りには、「円月島」の穴を通して眺める夕日が特に美しいと言われており、旅の締めくくりにふさわしい時間を過ごせるでしょう。

サイクリング初心者の方でも白浜町を楽しめるよう、ジオパークガイドによる白浜周遊サイクリングツアーがおこなわれています。

迷子になるのが心配な方でも、安心して白浜町の旅を楽しめます。

ガイド付きツアーに参加してジオパークを満喫しよう

日本が誇るダイナミックな自然に触れ、豊かな地域文化を楽しめるジオパークは、一人でも大人数でも楽しめつ観光スポットです。

また、「より深く自然や文化について学びたい」「ジオパークを余すところなく満喫したい」という方にはガイド付きツアーに参加することをおすすめします。

ジオパークは全国各地にあり、近いところであれば日帰りでも観光可能です。

ジオパークを巡って、地球が長い年月をかけて育んだ大地の恵みを体感してみてはいかがでしょうか。